うつ病は、○○が大切。
こんにちは!かじパパ(@kajipapa_blog)です。
プロフィールにも少し書かせて頂いていますが、私の妻はうつ病です。
妻と出会って今年で7年目になりますが、まだまだ、うつ病に対して理解が薄いなと日々、痛感しています。
こちらのブログでは、まだまだうつ病に対して未熟な私が経験したことをもとに書かせて頂いています。
少しでも、どなたかの参考になれば幸いです。
まだまだ、うつ病について理解できていない
妻と出会ってからのこの7年間、本当にさまざまなことを経験しました。楽しいことも辛いことも、数え切れないほどあったかと思います。
その経験についてもブログの方で書いていこうと考えていますので宜しければ是非、ご覧ください。
私と出会ったころの妻は、いろいろなことが重なってうつ病の病状が悪化している状態でした。
躁鬱病が1番、治りにくく良い時と悪い時の差が激しいとも聞きました。
そのころ妻は1日、布団から出られないことが多く家の中でもなかなか動けない状態でした。そのため、買い物や家事全般などほとんどのことを私がやっている状態でした。
「本当に具合が悪いのか?」
知識のない私は当時、正直そのように思ってしまったこともありました。世間一般では、まだまだうつ病について理解されにくく、「怠け病」と呼ぶ人もいるそうです。
実際に、
「やる気がないだけ」
「気持ちの問題」
などといった声も多く見られます。
しかし、これは大きな間違いです。
うつ病にかかっている人は決して、やる気がないわけでも、怠けているわけでもありません。本当は誰よりも行動したいと思っています。
動きたくても本当に体が動かない。
それだけなのです。
私もこのように考えられるようになったのはつい最近で、少しずつ分かるようになるまでに7年もかかってしまいました。
何でもやってあげればいいわけではない
これだけを聞くと、
「うつ病の人は動けないんだ」
「全部、やってあげなきゃいけないんだ」
そう考える方も多いかと思います。
しかし、そうではないのだと私はようやく分かりました。
私には子供が3人おりますので、家でもやることは多いです。
実際にこの7年の間に生まれたばかりの次男の世話もありましたので、大変なことばかりでした。
そして、そのすべてを私の場合、私がやらなければ。
と考えていました。
挙句、私は育児ノイローゼの一歩手前までいってしまい、うつ病の妻にまで心配されるほどでした。
家事と育児を妻の代わりにとにかくやらなければという一心で、仕事にもあまり手がつかず悩むこともかなりありました。
これは、あくまで私個人の意見で妻に限ったことなのかもしれませんが、
「うつ病だからといって、病人扱いはしない」
これが大切なのだということを、この7年の間に感じました。
うつ病は確かに「病」とは付いていますが、決して病気ではありません。
病人ではないので、何もできないわけではありません。
逆にこちらがすべてをやってしまうと、うつ病の方にとっては
「私は何もできないんだ」
「私は役に立たないんだ」
という考えにさせてしまい、病状を悪化させてしまいます。
サポートをしてあげる部分は確かにしてあげなければならないのですが、一緒にやってもらったり、時には任せることも重要です。
妻ができない部分を把握して、何も言わずにさりげなくフォロー。
あとは妻に任せて、頼まれたらサポートする。
これが私の最近のスタイルです。
それでも心配ではありますので、現在のフリーランスでの在宅でできるWebライターという仕事に落ち着いていますが、今は妻に任せる部分は任せてお願いさせてもらって仕事に集中しています。
常に一緒に生活をしていないと、うつ病についてはなかなか理解できません。
実際に私もここまでくるまでに7年もかかっています。
まだまだ世間的にも認知が浅いうつ病。
少しでもうつ病が理解されることを願って、少しずつブログを書いていきたいと思います。